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スタッフコラム

「超仕上げ」の艶

飯山市の平屋のお住い。和室の大黒柱が艶々です。
210角の檜柱、棟梁のカンナ掛によって、超仕上げをしました。
和室の無垢柱は、すべて超仕上げをします。
今は、大工の道具を使うことなく完成する家が増えていますが、
当社は、住まいを永く住み継いで頂くため、そして技術を残すため、伝統的な技術には拘ります。

柱は、4面それぞれに、木目の表情が異なります。
番付(ばんづけ)といい、最も美しい面を選び、その面をどちらに向けるか決めます。
これは、多くの木目を見てきた湯本社長の目利きによります。
そして、仕上げ。
カンナ掛けにより、逆目を取り、艶がでるまで丁寧に削ります。
この艶が、将来の輝きに違いをだすそうです。
和室が、格別に居心地が良い理由は、柱、敷居、鴨居、長押、廻り縁、天井板など、木をふんだんに使うこと、
そして、寸法に表れる美しさと、伝統的な技術が加わるからではないでしょうか。
〇〇風では、感じることのできない、特別な木の香りがします。
本当に、いい香り。

2022.09.29 update