梅雨あけのある晴れた日の午後１時半｡
Ｍさん宅におじゃますると南には簾がかかり、室内は陰影のある薄暗がり。日差しを遮り通風をとると、エアコンがなくてもこんなに涼しいのか、と改めて実感。築１年を過ぎたお住まいは、Ｍさんらしい落ち着いた佇まいに成長していました。
Ｍさん宅は薪ストーブを採用。冬、朝はご主人･夕方は奥様が焚き付けを担当されているたそう。昨冬誠設計が主催した薪ストーブ教室に参加したのをきっかけに、｢上手に焚き付けできるようになりました」と奥さま。
その後はすっかり薪ストーブを使いこなしているようで、暖を採るのはもちろん、焼きいもや七面鳥など､お料理にも大活躍だとか。レパートリーももだいぶひろがったようです。次回のストーブ料理の際は､薪を手土産に僕もお相伴いただける予定（笑）。今から楽しみです。

家の西側には､連休中に家族総出でつくったという立派な薪小屋が完成。「次は自転車小屋をつくるんだ｣と意欲を燃やすご主人。一緒につくるご家族は大変？かもしれませんが、完成を楽しみに期待しています！

2010年竣工
千曲市