近年は健康意識・エコ意識の高まりもあり、
建て主からも適切な温熱環境を求められることが多くなりました。
インターネットや書籍で勉強される方が多いと思いますが、
それらの中にはマユツバものの情報も混じっています。
一般的にそうであるように、やはり住まいの温熱環境についても「ウマい話」はありません。
基本に忠実に設計し、丁寧に施工する、ということにつきます。

では、「基本に忠実に設計する」ための教科書にはどんなものがあるか、
をご紹介します。
上の画像は当社の本棚。
非常に役に立つ教科書がそろっています。
一般向け、プロ向けのものを3冊ずつ紹介します。

一般向けとしては以下がオススメです。
『本音のエコハウス』鎌田紀彦
『図解 エコハウス』竹内昌義、森みわ
『エコハウスのウソ 増補改訂版』前 真之

プロ向けの必読書は以下の通り。
『Ｑ１住宅設計・施工マニュアル2020』鎌田紀彦
『HEAT20設計ガイドブック2021』20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会
『自立循環型住宅への設計ガイドライン』建築環境・省エネルギー機構

基本を押えつつ、更新される情報もしっかりと把握するよう心掛けて
最適な設計仕様・施工精度を追求しています。