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スタッフコラム

薪ストーブの“衣替え”

心地よい暖かさをもたらしてくれる薪ストーブ。
ストーブから発せられる輻射熱が、その心地よさの大きな要因です。

ストーブは壁に近接して置かれることことが多く、その場合は火災の原因にならないように、しっかりと壁を不燃材等で保護する必要があります。
湯本建築設計では多くの場合、その不燃材として磁器タイルを(通気層を確保して)壁に固定していますが、鋼板製で可動式にすることも可能です。

上の写真はその一例です。
室内を広々と見せるためにオフシーズンには不燃材の壁を取外しており、
観葉植物置場になっています(写真左)。
寒くなっていよいよ薪ストーブの出番、という時に鋼板を立てます(写真右)。
すると、薪を炊かずとも暖かな感じがでてくるので不思議です。
きっと、夏の簾が見た目にも涼感を感じさせるのと同じ効果ですね。

冬の“衣替え”をすることで、より季節を感じさせてくれる住まいの一例です。

2020.12.21 update