
お知らせ

日本国際博覧会を訪れて
湯本工務店と湯本建築設計の総勢33名で参加した大阪万博は、私たちにとって、まさに「いのち輝く未来社会のデザイン」を五感で体感する、貴重な機会となりました。
会場に足を踏み入れた瞬間、まず目に飛び込んできたのは、藤本壮介氏が設計を手がけた世界最大の木造建築「大屋根リング」でした。夜空に浮かび上がるその姿は、昼間の明るさとは全く異なる、幻想的な美しさを放っていました。国産材であるヒノキとスギが7割も使用されているそう。
大屋根リングの屋上、緑化された木製デッキ「スカイウォーク」もまた、心に残るものでした。日差しを浴び、潮風にさらされたデッキ材は、薄っすらとグレー色に変化し、香りも良いものでした。私たちは、木という素材が持つ雄大さと繊細さを、改めて感じております。
パビリオンの建築物だけでなく、敷地内に植えられた樹木や草花、水の流れ、そして虫の鳴き声も、猛暑の中で私たちに心地よい安らぎを与えてくれました。これらの自然が、建築と一体となって働くことで、人の心身を和らげる効果があることを再認識。内と外が一体となり、自然の力を借りて快適な空間をつくるという、私たちが大切にしている家づくりの思想とも重なる体験でした。
猛烈な暑さの中ではありましたが、木材の表現力、建築の在り方、そして経年変化の美しさに触れることができた、非常に実り多き2日間となりました。今回の万博での学びと興奮を、これからの私たちの家づくりに活かしていきたいと思います。
2025.08.26 update