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スタッフコラム

12段の階段

私たちは、日々の暮らしの中で当たり前に存在する「階段」にこそ、特別な価値を見出しています。
その設計には、私たちの深いこだわりが込められています。
一般的な住宅の階段が14段から16段であるのに対し、私たちの階段はたった12段。
これにより、より少ない段数でスムーズに上り下りすることができます。
この段数の違いがもたらすのは、単なる移動の効率化だけではありません。
1階の大窓から広がる庭の風景と、2階の窓から望む空の景色が、まるでひとつの絵のように繋がって感じられるほどの近さを実現します。
階段自体が明るく設計されているため、日中は照明をつけなくても常に明るく、
お子様が腰を下ろして本を広げる、そんな心地よい居場所にもなります。
階段の配置は、家の空間効率を大きく左右します。無計画に階段を設けると、広大なスペースの無駄が生じてしまいます。
単なる上下移動の手段としてではなく、家族の気配を感じ、光と風景を取り込み、時には憩いの場ともなる。
私たちの「たった12段の階段」には、そんな想いが凝縮されています。

やはり、「されど、階段」なのです。

2025.07.03 update