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スタッフコラム

冬の日射を頂きたい

建物の断熱性能を評価する指標として、UA値(外皮平均熱還流率)がある。
しかし、このUA値は、住宅の暖冷房エネルギー量と比例するとは限りません。
つまり、UA値が低いほど、冷暖房費がかからないと必ずしも言えないのです。

UA値が小さいことは、住宅外皮1㎡あたりの熱損失が少ないことを示しているだけで、
住宅の窓からの日射取得は考慮されていません。
冬の晴れの日、窓から入る陽が温かいことは、みなさんも良く感じるはず。
温かい自然のエネルギーを住まいに取り込み、日射取得率を上げれば、暖房エネルギーが減ることは
容易に想像できます。
私たちの省エネの目的は、暖房エネルギーを減らすことにあり、
暖房効率を上げて、特に、冬の暖房費を下げることに注力しています。
その暖房エネルギー計算が可能な、新住協が開発した年間暖冷房費計算プログラム・QPEXを使用し、
当社は性能を評価しています。

湯本建築設計が南に開ける「大きな窓」のメリットは、大きくここにもあるのです。

▼12/13  pm13:00頃 撮影 1F南側大窓から入る陽

▼12/23 am 10:00頃 撮影 2F南側掃き出し窓から入る陽

2025.01.15 update

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