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スタッフコラム

金沢そして白川郷へ

雨の似合う金沢へ、研修旅行に行ってきました。
金沢21世紀美術館、鈴木大拙館、松風閣庭園、兼六園内にある成巽閣など金沢市内の名建築を見学。
金沢の秋と街、建築と庭を巡る旅となりました。

中でも、成巽閣はみなで十分に時間をとり鑑賞してきました。
そこは、庭園と自然との調和を大切にした書院造りであり、
部屋から庭を眺めるための工夫一つ一つが、美しいものでした。
茶の湯の席を楽しむという生活文化や美意識が反映されている清香軒・清香書院も見学させて頂き、
貴重なお話もお聞きしました。
つくしの縁園庭を開放的に眺める美しい縁側では、空間や時間が持つ深い静けさのようなものを
感じました。

夕暮れ時に向かった土砂降りの東茶屋街は、雨に濡れる木材の香りが漂っていたのが
印象的。今一度ゆっくりと訪れたい場所となりました。

2日目は、絶景の白川郷まで足を伸ばし、建築の豊かな知恵を堪能。白川郷はこれから冬を迎えます。
合掌造りの佇まいに、風雪に耐えてきた住民の懸命な営みを感じます。雪囲いも、まるで芸術品のよう。
こちらもまた四季折々の風景を見たいものです。

小さな旅でしたが、スタッフみなで同じものを見て、それぞれの感想を
語りあう良い機会となりました。

 

 

2024.11.20 update

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