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スタッフコラム

住み継ぐ

日本は、どうも住まいに対する価値観が世の中の風潮に左右されやすく、
「住み継ぐ」という意識が低いように思います。
随分と性能も高い住宅が作れるようになりましたから、ヨーロッパの住宅のように、
ご家族3世代、いえ他人様にも渡していけるような住宅を求める方々が、増えると良いなぁと。

こちらのお住い、中野市にある築26年を向えます。
15年目で、外壁の塗装直しをしているものの、大きな不具合はなく暮らして頂いております。
ご主人様「とにかく心地よくてね」とおっしゃっておりました。
今回は、外構(板塀、物置、設備納屋)の補修、塗装直しで、手を入れていきます。

家は、住まい手さんが愛着を持って気にかけてあげることで変わります。
建物の管理は、住まい手さんのお仕事。
メンテナンスは、建てた私たちのお仕事。
そのために、湯本建築設計は、手入れのしがいのある材料でつくり、複雑な構造にせず、
設備の取替えはし易くし、融通の利く間取りにする、など、先を見据えた設計を心がけております。

家は、ずっと、ずっと住めるものなのです。

2024.10.22 update

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