先日、長野市の新築現場にて、土台敷きが行われました。
土台の材料には、貴重な米ヒバKD材を使用しています。
ヒバ材には、「ヒノキチオール」という抗菌成分が豊富に含まれているため、薬液注入材を使用せず、
シロアリ対策を兼ねることができます。
基礎の立上り上端と1mmの不陸も許すことなく土台を設置。神経を使う作業です。
当社の柱は、4寸角（120ｍｍ）を使うため、受ける土台も120ｍｍとなり、見た目にも迫力があります。

少し、細かなお話を。

土台を基礎に固定するためのアンカーボルト、こちらの金物が熱橋（ヒートブリッジ）とならないよう、
この小さな穴にもウレタンフォームを吹きます。
外と内を繋ぐ部分は十分に注意が必要です。金物によって局部的に熱が逃げ、性能の低下にならないよう、配慮しています。性能は、数値ばかりではなく、こうした施工の工夫、丁寧さが、実際の性能向上に直結してくる訳です。

こちらのお住い、本日、建て方を行っております。その模様は、Instagramそして、こちらのスタッフコラムでもご紹介いたします。お楽しみに！