お問い合わせ/資料請求はこちら

お知らせ

スタッフコラム

あらわしに見るありのままの美

住まいづくりにおいて、みなさんは「見えない部分」にどれほどの関心を寄せているでしょうか?
多くの住宅では、家の骨格となる柱や梁は壁や天井の奥に隠され、目に触れることはありません。
しかし、私たち湯本建築設計は、あえてその「隠れたる構造」を「見せる」ことに、価値を見出しています。
天井を見上げれば、そこには温もりある杉の無垢材が広がります。
香りはもちろん、調湿効果も期待できます。
ただ美しいだけではありません。このあらわし構造は、住まいの「安心」と「耐久性」に直結します。
家の骨格である柱や梁が常に目に触れる場所にあるということは、万が一の不具合に早い段階で気づき、対処できるということです。
住まい手さんが、「すまいの健康状態」を、いつでも目で確認できるのです。
古民家や歴史ある寺社仏閣がそうであるように、あらわし構造こそが、長もちする家の基本であると考えています。

2025.07.09 update

最新記事