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【1】すまいの温熱環境
1.正しい知識を得る
目に見えない「快適さ」をデザインするためには、
きちんとした知識と心構えが必要です。
まずはその心構えを解説します。
オカルト的言説や迷信に惑わされることなく
正しい知識をもとに設計すること。
そのための方法は2つです。
①性能を見える化する →詳しくはこちら
②科学的に評価する →詳しくはこちら
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2.基礎知識
基本的な知識を押えましょう。
① まずは高断熱と高気密 →詳しくはこちら
② 断熱性能の指標・単位を知る →詳しくはこちら
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3.設計着手する前に建主がしなければならないこと
設計に着手する前に、どのくらいの性能を目標にするかを決めなければなりません。
とはいえ、性能の話は難しく、実際には設計者に提案を求めることになると思います。
その提案に住宅会社それぞれの考え方がでます。
建ててから「失敗した!」と思うことがないように、しっかりと判断しましょう。
目標値を決めてから設計する →詳しくはこちら
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4.正しい施工がたいせつ
設計した断熱性能を、きちんと確保するための施工力が重要です。
正しい施工方法と間違った施工方法、その見分け方をご紹介します。
① 床の気流止めについて →詳しくはこちら
② 天井の気流止めについて →詳しくはこちら
③ 気密処理について →詳しくはこちら
④ 断熱材について →詳しくはこちら
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5.応用編
「もっと詳しく知りたい!」という方は、下の記事をどうぞ。
知って得する情報を公開します。
■UA値のワナ
①省エネ基準の問題点
日本の省エネ基準では「UA値」という規定があります。
この「UA値」は、熱損失が小さければ小さいほど断熱性能が高いということを示します。
当然、性能が高い方がよいのですが、実はそれ以外にも重要な指標があります。
それは、「日射取得による暖房効果」です。
一般的に窓(サッシ)は壁よりも断熱性能が低いため、
UA値のみを追い求めていくと窓が小さく閉鎖的な建物になり、
居住性や空間の気持ちよさがおざなりになってしまいます。
UA値と日射取得、そして空間の気持ちよさのバランスよく設計することが重要です。
②信州の気候に合った「パッシブデザイン」
自然・環境がもつエネルギー(日射・日照・風など)を
上手に活用する設計を「パッシブデザイン」といいます。
湯本建築設計では、南側の大きな窓から太陽の光を採り入れます。
その熱を暖房として利用し、大きな窓で庭とつながる気持ちのいい空間ができる、
という一石二鳥の方法です。
この考え方は、冬の晴天率が高い信州では非常に合理的です。
■太陽のちから →詳しくはこちら
■床下暖房とは ~床下エアコン暖房、床置きエアコン~ →詳しくはこちら
6.湯本建築設計の本棚
インターネットや書籍で勉強される方が多いと思いますが、
それらの中にはマユツバものの情報も混じっています… →詳しくはこちら
2019.11.18 update